特定技能2号」在留資格 政府 拡大案示す 異論出る可能性も-NHKニュース
いや、これは当然でしょう。
いままで、2号は建築と造船の二分野だけだったのがそもそもおかしい。
2号がいまだに10人だけというのもおかしすぎる。
国は外国人労働者は安価な労働力だけ提供して、5年という期間が過ぎたらさっさと帰国してほしい、永住してほしくないと考えていたのだろう。
だが、企業は経験を積んだ労働力を求めるはず。
昔(2017年以前)、技能実習生だが優秀な子なので、10年、20年と長期雇用できないかという相談を受けたことがある。
残念ながら、「技術・人文知識・国際業務」など長期在留できる就労資格の要件は満たしていなかった。
当時、技能実習生が日本で働ける期間は合計3年まで(現在は5年)、特定技能の資格もまだ存在していなかった。
現在なら特定技能への資格変更を勧めたかもしれない。
しかし、特定技能でも1号だけなら5年伸びるのみ。
日本の給与水準が下がり、選択肢が広がった今、長期滞在から永住への道が閉ざされているような国は敬遠去れる可能性もある。
移民を認めることになるからダメなどと言っている場合ではないのでは?
2023年04月25日
特定技能2号の拡大
posted by 行政書士 小林 憲一 at 17:52| Comment(0)
| 外国人ビザ
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