2020年06月23日

麻婆豆腐の歴史

大学時代、中国語の先生から教わった麻婆豆腐の歴史。
「麻婆豆腐の歴史」「麻婆豆腐のルーツ」などの検索にはひっかからないエピソードで、出典も定かではない。
先生によれば、麻婆豆腐の発案者は当時の公務員試験受験生の奥さんだという。
旦那は一日中勉強しているので家には金はない。
しかし、精はつけさせたい。
そこで、夕暮れ時、市場が閉まりかける頃、買い物に出かける。
まず、肉屋に行く。
もう、売り残りの切れっ端しか残っていない。
これを店じまいだからと、ただ同然の金で手に入れる。
次に豆腐屋へ行く。
やはり、切れっ端しか残っていない。
これも片付くからとただ同然でもらっていく。
家に帰ると大きな鉄鍋に油を引き、細切れの肉と豆腐を炒め、山椒をピリリときかせたスタミナ料理を作り、旦那に食べさせた。
スタミナ料理の成果か、旦那は見事に試験に合格し、出世した。
出世して金持ちになった後も彼は妻の豆腐料理を食べたがり、客にもごちそうした。
「麻婆(シミだらけのおばあさん、老妻を親しみをこめて呼ぶ名)の豆腐だよ。これを食べてワシは若い頃がんばったものさ」

昔、先生に聞いて以来、麻婆豆腐のルーツについての正当な逸話だと信じていたのだが、ネットにはまったくあがっていない話だ。
posted by 行政書士  小林 憲一 at 15:22| Comment(0) | 日記

2020年04月03日

遅読のすすめ

「速読法」については私も昔から興味があり、本を読んだが結局習得できなかった。
最近「速読」は不可能という趣旨の記事を読み、「やはりそうか」と思った。
「速読」は科学的に不可能だと証明される。

「速読法」はほとんどインチキであり(自称速読法の達人は内容をほとんど理解していない)、速く読める人は「飛ばし読み」をしているにすぎない。
その分野について多くの本を読み知識が十分にある人はすでに知っている知識の記述だと判断すればさっと読み流し、知らない知識の記述だと判断すればその部分はじっくり読む。新しい知識はインプット、古い知識は確認。これで全体として「読めている」ことになる。

速読法で文章を映像として脳に焼き付けるという方法もある。しかし、誰もがこの能力を獲得できるわけではない(訓練法はあるが難しい)。さらにこの方法だと映像として焼き付けた文章をその後読んで理解するというプロセスが必要になるので本当に効率的かどうか疑わしい。

昔ある先生から本はゆっくり読むべきと教わった。
書いてある内容が本当に正しいのか、考えながら読む。
著者と対話するつもりで読む。
他の人に内容を説明するつもりで読む。
引用文や参考図書がある場合は、引用が正しいか必ず原本にあたって確かめる。
わからない部分にぶつかったら、何度も読み返し、必要なら他の資料読んで、わかるまで前にすすまない。

私自身こういう読み方をしてきたとはいいがたい。
仕事のために短時間で飛ばし読みをするしかないという状況もわかる。
しかし、本来の本の読み方、学問のための読書はそういったものだろう。

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小林行政書士法務事務所
タグ:速読
posted by 行政書士  小林 憲一 at 14:41| Comment(0) | 日記

2020年02月02日

韓国相続

前回、野村先生が韓国相続に特化した戦略をとっていることを聞いて感銘を受けたことを書いた。
それだけ韓国相続は難しいと言われている。
在日コリアンには資産家が多く、日本人のイメージする遺産より一桁多いという噂もあるが、それはおいといて。
「法の適用に関する通則法」という法律がある。
日本に住んでいる外国人や外国に住んでい日本人についてどの国の法律が適用されるのか定めた法律だと思ってくれればいい。
その第36条にこうある。
「相続は、被相続人の本国法による。」とある。
つまり、韓国人が亡くなった場合、相続は韓国の法律に従って行われる。
日本で生まれ育って、韓国に行ったこともない、日本語しかしゃべれない人だとしても、国籍が韓国なら韓国法が適用される。
子供は帰化して日本人になっていたとしても関係ない。
相続人(遺産を受ける人)ではなく、被相続人(遺産を残す人)の国籍が問題なのだ。
そして、日本の相続法と韓国の相続法は似た部分もあるが、違う部分も多い。
大体、相続分が違う。

以前、帰化を依頼してきたお客さんに司法書士に作成してもらった相続関係図を見せてもらったが、日本の相続法に従った相続分が記載されていた。
専門家でさえ、間違える

帰化をしたのが子供だけで親が韓国籍のままという家族の場合、相続は日本人の場合より数段やっかいになると考えて良い。
韓国法に精通した専門家に依頼する他ないと思うが、探すのは大変だろう。
民団や本国とのコネクションがある人はまだいいが。

実は相続は日本法に従って遺言すれば、日本法に従って相続をしてよいという規定が韓国民法にある。
これをやってくれればぐっと楽になるはずなのだが。

うちのお客さんにも少なくとも相続は日本の法律によるという内容の遺言書を書いてもらうよう、親に頼んでほしいとお願いしているのだが……。

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posted by 行政書士  小林 憲一 at 22:19| Comment(0) | 日記