2020年09月17日

行政書士の仕事2

前回のさらに続き
私の仕事を始めた当初は何もかも自分でやらなければならない、プロである以上顧客に動いてもらうなどもってのほかと考えていた。
しかし、顧客の力を借りた方が効率的な場合まで自分でやろうとするのは合理的ではない。
申請書にしても、申請人から聞き取りをしてこちらが代筆しその後チェックしてもらい修正するより、申請人に直接記入してもらう方が、結局顧客の負担が少ない。
書式がワードやエクセルで用意されている場合はなおさら。
(なかには申請書を見ただけで気持ちが悪くなるという顧客もいるがw)
不明な点があれば質問してもらいこちらで指示する。

入管手続の理由書はできるかぎり申請人(外国人)や雇用主(会社)に自筆してもらうことは以前に書いた。
外国人でも会話ができるなら、ローマ字なら書ける。
書く内容がまったく見当がつかないという場合は書くべき内容を指示する。
理由書に不適切な箇所があれば書き直してもらう。
これも十分行政書士の書類作成関係業務といえると思う。
もちろん、申請人による理由書を補足する、申請取次行政書士の立場からの理由書も添付する。
最終的にはすべて私が代筆しなければならないケースも多いのだが、それはあくまでも最終手段と考えている。

小林行政書士法務事務所


posted by 行政書士  小林 憲一 at 15:02| Comment(0) | 行政書士

2020年09月16日

行政書士の仕事

前回のブログの続き。
非弁活動など、他の士業の職域を侵す行為が許されないのはいうまでもない。
他方で行政書士が当然できる職域を狭めてしまうのも正しくはない。

最近では珍しいかもしれないが、昔は行政書士が内容証明の作成をすることすら目くじらをたてる先生が多かった。
行政書士は行政官庁への申請代行や代書が本分で、内容証明の作成などは本来の業務ではないというわけだ。
行政書士法が明確に「権利義務または事実証明にかんする書類作成」を業務範囲としているにもかかわらずだ。

「代理人行政書士○○」とするのは非弁活動にあたり許されないだろう。
しかし、「文書作成人行政書士○○」とし、あくまでも代書人として立場を守るなら許されるはず。
もしそれが許されないとすれば、行政書士法1条の2後段が空文化してしまいかねない。

帰化・入管手続ならおまかせ!愛知県刈谷市外国人ビザセンター
小林行政書士法務事務所
posted by 行政書士  小林 憲一 at 15:35| Comment(0) | 行政書士

2020年09月15日

DNA親子鑑定

新しい仕事をすることになったので報告。
DNA親子鑑定の立会人。
DNA親子鑑定(父子)
株式会社seeDNA(シーディーエヌエー)法医学研究所
行政書士の業務としては「事実証明に関する書類作成関係」の業務ということになる(親子関係を確定するわけだから最終的には権利義務にも関わってくるが)。
会社近辺なら従業員が立ち会うのだが、この近辺には支社がまだないらしい。
事務所にきてもらった親子の身分を確認し、検体採取の場面を写真を撮影し、書類とともに検体を会社に送る。

すでにこの業務をサイトの載せている行政書士の先生もいるが、わざわざ行政書士の業務ではないと念を押している先生がいるのはどうか。
うるさい人がいるので事前に防御線をはっておいたつもりなのかもしれないが、私には異論がある。
「事実証明に関する書類作成関係」の業務ととらえれば完全に行政書士の仕事ではないか。
立会人ということにひっかかっているのかもしれないが、そもそも行政書士の書類作成業務は現場に立ち会い、事実を自分の目で確認した上で書類を作成することに意義があるのでは?
だれかが言っていたように、ネットでダウンロードしたテンプレにパソコンでほいほい記入した程度でお金がもらえるはずがない。
契約書の作成にしても、契約締結の場面に立ち会い、(一方の代理人になれないとしても)ときにオブザーバーの役割を果たしたうえで、契約書の作成をして、初めて本来の行政書士の業務といえるのではないか。

書類にしても書式を会社が用意し、申請人が記入、署名押印するのであって、立会人は内容および署名押印を確認し、記入方法を指示する程度であるが、そういった場面は行政書士業務にあって多々あるわけであって、それをもって行政書士の書類作成関係の業務ではないとはいいきれないだろう。

他の士業の職分をおかすような行為は許されないのは当然として、行政書士が業務を自ら狭めるようなことをするべきでないと考える。

帰化・入管手続ならおまかせ!愛知県刈谷市外国人ビザセンター
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タグ:親子 DNA
posted by 行政書士  小林 憲一 at 17:07| Comment(0) | 行政書士