2020年06月23日

麻婆豆腐の歴史

大学時代、中国語の先生から教わった麻婆豆腐の歴史。
「麻婆豆腐の歴史」「麻婆豆腐のルーツ」などの検索にはひっかからないエピソードで、出典も定かではない。
先生によれば、麻婆豆腐の発案者は当時の官吏登用試験受験生の奥さんだという。
旦那は一日中勉強しているので家には金はない。
しかし、精はつけさせたい。
そこで、夕暮れ時、市場が閉まりかける頃、買い物に出かける。
まず、肉屋に行く。
もう、売り残りの切れっ端しか残っていない。
これを店じまいだからと、ただ同然の金で手に入れる。
次に豆腐屋へ行く。
やはり、切れっ端しか残っていない。
これも片付くからとただ同然でもらっていく。
家に帰ると大きな鉄鍋に油を引き、細切れの肉と豆腐を炒め、山椒をピリリときかせたスタミナ料理を作り、旦那に食べさせた。
スタミナ料理の成果か、旦那は見事に試験に合格し、出世した。
出世して金持ちになった後も彼は妻の豆腐料理を食べたがり、客にもごちそうした。
「麻婆(シミだらけのおばあさん、老妻を親しみをこめて呼ぶ名)の豆腐だよ。これを食べてワシは若い頃がんばったものさ」

昔、先生に聞いて以来、麻婆豆腐のルーツについての正当な逸話だと信じていたのだが、ネットにはまったくあがっていない話だ。

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posted by 行政書士  小林 憲一 at 15:22| Comment(0) | 雑学