2020年04月21日

外国語の発音

ネイティブらしい発音が良い発音なのだろうか?
日本語の英語の発音が悪いと言われてひさしい。
たしかに、通じない発音では困る。
しかし、通じる発音イコールネイティブっぽい発音なのか?
外国人の中には電話の会話でなら外国人と気づかれないだろうという
情けない話だが、外国人ビザ関係の仕事をしていながら、英会話は得意ではない。
事務所に来訪する外国人の多くは日本語が堪能な人が多く、会話に自信がない人は概ね通訳として日本人の知人を連れてくるので困ることはあまりない。
本人に対して説明しなければならないときはタブレットでの筆談を交えて片言の英語で説明する。
(外国人ビザ関係では日常会話では使わない専門用語を使うので筆談が効果的)
外国人の使う日本語を聞いているうちに気づいたことが一つ。
ネイティブっぽい日本語とわかりやすい日本語はちがう。
「○○っすよ」「そっすね」といかにも調子がよく、聞いているだけなら日本人の若者がしゃべっているようにしか聞こえない日本語だが、何を言っているのかよくわからない人がいる。
他方、「ワタシ、○○デス。○○ニツイテキキタイデス。」
1語、1語区切って、日本人ならまずこうは話さないという話し方でありながら、意図がはっきり伝わるという話し方をする人もいる。
日本人が目指すべき英会話は間違いなく後者だろう。
タグ:英会話
posted by 行政書士  小林 憲一 at 19:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 外国語

2020年04月14日

洗礼証明書

洗礼証明書.png
「洗礼証明書」日本人にとっては聞き慣れないことばだが、フィリピン人にとっては出生証明書の代用になる?いや、出生証明書より信用できるかもしれない。

家族関係のビザ申請については申請人(外国人)の出生証明書の提出が必要になる。
結婚ビザ(日本人の配偶者等)も結婚証明書だけではなく、申請人の出生証明書が必要となる。
しかし、フィリピンなど印刷が不鮮明で読み取れない場合もある。
それどころか遅延登録、出生から30日以後に出生届がなされている場合もある。
酷いケースでは、成人しているにも関わらず、最近出生届がなされているというケースもある。
こういった場合、単に忘れていたというのではなく、別人として届け出を出し、別人として入国しようとしている可能性が高い。
そうした場合、洗礼証明書、学校の成績表やアルバムなどを補足資料として提出する。
学校の成績表やアルバムは当時作成されたもので偽造されにくく、在籍した学年と作成年月日から出生年を割り出せる。
日本人の感覚からすると、なぜ洗礼証明書が出生証明書の補完資料となるのか理解しにくいかもしれない。
フィリピン人はほとんどカトリック。
そして、カトリックは幼児洗礼といって出生後まもなく洗礼を受ける。
洗礼を受けなければキリスト教徒とはいえず、天国に入れないのだから、洗礼を受けないことはまずない。
国の発行する出生証明書より洗礼証明書の方がよほど信用できる。
posted by 行政書士  小林 憲一 at 13:06| Comment(0) | 外国人ビザ

2020年04月09日

一般人の教養は小学5年生程度?

昔あるサイト(サイト名は忘れた。世界の食料すべてを平等に分けたらどうなるかなど興味深い話題を取り上げた面白いサイトだったのだが、もう閉鎖されてしまったかもしれない)で、一般的な日本人の平均的な教養は小学生5年程度という記事を読んだ。中卒どころか、中学2年程度の知識を披露すれば「教養のある人」と尊敬されるのだという。
「そんな馬鹿な」と一瞬思ったが、我が身を省みて「まあ、そんなものか」と納得した。
中学英語で日常会話は十分だというが、日常会話も自信がない。
理数系の知識はさらに壊滅的。
中学数学どころか、小学校の算数すら怪しい。
三角形の面積の求め方、底辺✕高さ÷2ぐらいは思い出せるが、台形の面積の求め方は?

まあ、ほとんどの大人がこんなものだろうとも思う。
試験に受かるために興味もない知識を頭につめこみ、試験に受かると忘れてしまう。

小学生、中学生のみんなには自信をもってほしい。
えらそうにしている大人たちより君たちの方がよっぽど高度なことをやっているんだから。
また、しっかり学んでほしい。
今を逃したら、もうそんな高度な知識を学べる機会はもう訪れないのかもしれないのだから。
そして、できることなら、その高度な知識を常にブラッシュアップできる大人。
学んだ知識を生きることに活かせる人、知識を教養に高められる人になってほしいと思う。
帰化・入管手続ならおまかせ!愛知県刈谷市外国人ビザセンター
小林行政書士法務事務所
posted by 行政書士  小林 憲一 at 17:18| Comment(0) | 教養

2020年04月08日

二重国籍について

国籍法
日本の国籍法は第5条の帰化許可条件の5号で「国籍を有せず、又は日本の国籍の取得によつてその国籍を失うべきこと。」と規定し、第11条は「日本国民は、自己の志望によつて外国の国籍を取得したときは、日本の国籍を失う。」と規定する。
外国人が日本国籍を取得した場合元の国籍を失い、日本人が外国の国籍を取得した場合日本国籍を失う。
いずれにせよ、日本国籍と外国国籍が併存することはない。
日本は二重国籍(多重国籍)を認めていない。
ところが、世界では二重国籍を許容している国も珍しくない。
アメリカやブラジルなどがそうだ。
移民によって成り立ってきた国なのだから、そうなるのだろう。
そもそも、アメリカやブラジルは出生による国籍取得についても出生地主義をとっている。
両親の国籍に関わらず、アメリカの領土内で生まれればアメリカ国籍を取得できる。
以前、外国人向けの相談会でブラジル人から「私達の子供は日本で生まれた。日本国籍を取得できないか?」という質問を受け、驚いたことがある。
慌てて、「日本は血統主義(親のいずれかが日本国籍を持っていなければ出生のよって日本国籍を取得できない)をとっており、日本国籍の取得(帰化)には大変むずかしい手続きが必要になる」と伝えたが、あまり納得していない様子だった。
私は国籍に関する考えが根本的に違うのかもと思った。
日本人は単一民族のせいか、民族と国籍を結びつけて考えるようだ。
そこで、国籍を変えるのは大変なことだし、国籍を複数持つなどとんでもないと考える。
ところが、ブラジルは多民族国家だから国籍と民族を結びつけることがない。
結果、日本人から見ると、国籍について軽く考えているように見える。

ただ、これからの世界を考えると、日本人も国籍についてフレキシブルに考える必要があると思う。
帰化手続きはより簡便であるべきだし、二重国籍についても友好国であれば許容する方向でいいのではないかと思う。

帰化・入管手続ならおまかせ!愛知県刈谷市外国人ビザセンター
小林行政書士法務事務所
posted by 行政書士  小林 憲一 at 16:59| Comment(0) | 帰化

2020年04月03日

遅読のすすめ

「速読法」については私も昔から興味があり、本を読んだが結局習得できなかった。
最近「速読」は不可能という趣旨の記事を読み、「やはりそうか」と思った。
「速読」は科学的に不可能だと証明される。

「速読法」はほとんどインチキであり(自称速読法の達人は内容をほとんど理解していない)、速く読める人は「飛ばし読み」をしているにすぎない。
その分野について多くの本を読み知識が十分にある人はすでに知っている知識の記述だと判断すればさっと読み流し、知らない知識の記述だと判断すればその部分はじっくり読む。新しい知識はインプット、古い知識は確認。これで全体として「読めている」ことになる。

速読法で文章を映像として脳に焼き付けるという方法もある。しかし、誰もがこの能力を獲得できるわけではない(訓練法はあるが難しい)。さらにこの方法だと映像として焼き付けた文章をその後読んで理解するというプロセスが必要になるので本当に効率的かどうか疑わしい。

昔ある先生から本はゆっくり読むべきと教わった。
書いてある内容が本当に正しいのか、考えながら読む。
著者と対話するつもりで読む。
他の人に内容を説明するつもりで読む。
引用文や参考図書がある場合は、引用が正しいか必ず原本にあたって確かめる。
わからない部分にぶつかったら、何度も読み返し、必要なら他の資料読んで、わかるまで前にすすまない。

私自身こういう読み方をしてきたとはいいがたい。
仕事のために短時間で飛ばし読みをするしかないという状況もわかる。
しかし、本来の本の読み方、学問のための読書はそういったものだろう。

帰化・入管手続ならおまかせ!愛知県刈谷市外国人ビザセンター
小林行政書士法務事務所
タグ:速読
posted by 行政書士  小林 憲一 at 14:41| Comment(0) | 日記